あらすじ 双葉社刊。「Weekly漫画アクション」に連載していたが、同誌の休刊で、タイトルを『女子高生-バカ軍団-』に変え新雑誌「COMIC HIGH」に移るが、これも6ヶ月で休刊。更にその後、新雑誌「コミック・ハイ!」の目玉連載として連載再開する。単行本は新装版が現在8巻まで発売中で、文庫版もある。ドラマCDも発売され、2006年4月からはタイトルを『女子高生 GIRL'S-HIGH』としたテレビアニメ(UHFアニメ)も放映された。 女子高出身の作者の体験をふんだんに盛り込んだ、「女子高生の実態」を描くギャグ漫画として人気を集めている。外国ではアメリカ、韓国、台湾でも出版されており、スペインでも刊行が決定している。 本作は『女子高生の実態』を描くギャグ漫画である原作をアニメ化することに一応は成功したが、原作のボリュームに対して話数が少なすぎるため、原作の全てを盛り込めたわけではない。また、声優の熱演もあって下ネタとギャグの融合が上手く成された内容のクオリティに反し、作画や美術はあまり良いものとは言えなかった。これは当作品のアニメ制作を担当したアームスが、同時期に『ひまわりっ!』の制作も平行して担当することになったという理由によるところが大きい。中でもキャラクターデザインのきしもとせいじについては特にその影響が大きく、総作画監督も兼任していた『ひまわりっ!』の原画修正に忙殺されていた為、本作についてはCD・DVDジャケットなど版権物の一部原画やオープニングアニメーションの作画監督のみで、本編の方は作画監督どころか原画すら担当できず、最終話においてようやくエピローグ作画監督を担当しただけに終わったのである。 だが、そんなクオリティの本作が視聴者に概ね受け入れられたという事実は、計らずもアニメ作品の魅力が作画だけではないということの証明になったとも言えるかもしれない。 |
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