賭博黙示録カイジ


あらすじ
借金の保証人になったために、負債を抱えた青年カイジが、様々なギャンブルに挑んでいく青年漫画。作品オリジナルのギャンブルと、巧みな心理描写で人気を博す。第22回講談社漫画賞を受賞した。

福本伸行の作品で、絵の背景の手書き文字として描かれている「ざわ…ざわ…」も当然『カイジ』シリーズでも健在である。複数の人間がざわめいている様子だけでなく、焦りや緊張感を感じた際の精神的逼迫感を擬音化したものとして有名であり、特に登場人物の心理描写が重要なポイントを占めている福本作品においては欠かすことのできない表現である。

最近では『アカギ』同様、連載が長期化するにつれて心理描写が過密になり、また休載を何度も繰り返すために話が進まなくなり、読者からの強い反発を招いている。



感想

この人の漫画では、自分のような駄目人間の駄目なところを突く表現が良く出てくるが、的確過ぎて精神的ダメージを受ける。そんな駄目人間のカイジが鋭い観察眼で、絶望的なギャンブルを勝ち抜く姿は心地よい。
尚、パチスロの「カイジ」の朝イチでは結構おいしい思いをさせてもらった。



グー・チョキ・パーのカード4枚ずつを使ってお互いの胸の☆を取り合う限定じゃんけん。チョキのカード4枚と☆1つしかないカイジたちは、各カードをバランス良く使うバランス野郎(俺はチンコっ鼻と呼んでいる)を相手にチョキ4連出しで勝利。ちなみに、「逃げるな」のシーンはパチスロでボーナス確定!!




利根川の言葉が耳に痛い。わかっていても前進しない俺は駄目だ〜。








ビルとビルの間数十メートル上の橋を渡りきれば2千万。ただし落ちたら即死。座り込めないように橋には高圧電流という過酷さ。すでにギャンブルですらね〜。


シャレにならねぇ。でもこの話が結構好きな俺もひで〜。


オススメ度=75点
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