げんしけん


あらすじ
表題の「げんしけん」とは、作中のキャラクターたちが所属する大学サークル「現代視覚文化研究会の略称『現視研』」のこと。 オタクカルチャー全てを対象とする総合的サークルとして発足したものの、半ば休止状態だった「現視研」が、新入生たちの入会によって少しずつ活気を見せていく様子を描いている。オタク趣味を持つ大学生たちのごくありふれた日常をギャグや物語的な誇張を交えつつも爽やかに描いており、オタク心理の描写の巧さから同世代の若者達の共感を得た。同人誌即売会への参加やプラモ作りなどあくまでオタクサークルを中心とした活動のみに焦点が絞られており、大学での授業やそれぞれのメンバーの同学科の友達との交流などオタク関係以外での社会とのつながりはほとんど描かれない。

作中には版権ネタやコスプレが扱われることも多い。版権・同人ネタで漫画作品が扱われるときは基本的にタイトルを微妙に変えた上で語られている。コスプレはゲームのキャラを元ネタとしており、パロディ的に細部を変えることなくほとんどそのまま登場している。

月刊アフタヌーン誌上で2002年6月号から2006年7月号まで足掛け4年間に渡り連載していた。作品内の時間は2002年4月から2006年3月までであり、主人公・笹原の入学から卒業に至るまでの4年間を1ヶ月単位でほぼリアルタイムで描いていたことになる(例外もある)。

なお2006年8月発売の単行本8巻と、同年12月発売の9巻は雑誌連載分の後日談を書き下ろしという形で盛り込んでストーリーを継続し完結した。アニメ化もされており、2004年10月〜2004年12月までUHF局各局で放送された(いわゆるUHFアニメ)。この「げんしけん」がアニメ化されるにあたり、作品世界内で存在する架空の漫画・アニメ作品「くじびきアンバランス」も同時にアニメ化された。

2005年には講談社漫画賞にノミネートされるも惜しくも落選、このことを単行本6巻の帯で自虐ネタとして扱っている。

作者の木尾士目は筑波大学出身で、筑波大学に実存するサークル「現代視覚文化研究会」が、着想のヒントになっている。

作中に登場する「椎応大学」という名称やキャンパス風景から、舞台設定は中央大学である。ちなみに、週刊モーニングおよび月刊アフタヌーンの初代編集長で、現講談社取締役の栗原良幸は中央大学出身。

この漫画の影響を受け、中央大学にも「現代視聴覚文化研究班」という名のサークルがつくられ、全国の大学・教育機関で、「げんしけん」(=現代視覚文化研究会)を模倣したサークルが多く誕生している(※参考:立命館大学・法政大学・麗澤大学・滋賀大学・流通科学大学・大阪成蹊大学・愛知淑徳大学・東京情報大学・奈良工業高等専門学校・筑波学院大学など)。


感想

アニメ、ゲーム、コミケ、コスプレなど、おたくな人なら何倍も楽しめるネタが多い。おたくのかっこいい彼を持つ咲の葛藤や、大学生の恋愛模様など、物語部分もしっかりしている。 しかし、これの限定おまけ小冊子に出ているゲスト作家陣はめちゃくちゃ豪華だ。人気の程がうかがえる。





このセリフは実際に言ってみて〜w














かっこよくて完璧超人の高坂くん。声出して「はじめてのチュウ」歌うな!w




インパクトある登場した荻上さん。意外と主要キャラになる。
この漫画では、キャラの困った顔が好き。

オススメ度=80点
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